人間、他人と関わればトラブルに遭遇します。
行動を起こせば事故に遭います。さらにミスもします。
欲を出せばトラブルや詐欺にも遭遇します。
トラブルや事故に遭わないようにするためには、トラブルや事故に遭い、被害や嫌な思いを体感することです。
「二度とこんな経験や思いをしたくない!」と肝に銘ずることです。
もうひとつは、先人が経験したトラブルや事故を学習することです。
通常であれば、学習がうまくできていれば同じようなトラブルや事故は回避して減るはずです。
ところが、そこは人間です。
何度も同じようなトラブルや事故、失敗をするから人間です。
私たちのどこかに「私だけは大丈夫!」という心理が潜んでいます。
とても危険な「私だけは大丈夫!」という心理です。
高齢者の交通事故も、投資詐欺も、被害者の多くは「大丈夫だと思った!」と、自分から飛び込んで被害を大きくしています。
学習をしないまま突き進んで行くのは若者の特権です。
学習が過ぎると行動できる幅が狭まってしまうからです。
「石橋は叩いて渡れ!」です。
欠陥が見えにくいから叩いて音を確認する必要があるのです。
ですが、叩き過ぎると石橋は壊れてしまいます。
過ぎると向こう側に行けなくなってしまいます。
学習と行動のバランスがとても重要な気がします。
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