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私は絶対に丈夫/年寄りのお節介 |
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【ご案内】トラブルや事故が発生・遭遇してお困りのときは、公的機関や弁護士などに相談を! |
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詐欺に遭う人には、時代的な背景や体質的な特徴がありそうです |
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私なりの考えですが・・・
詐欺に遭う人には、どうも体質的・考え方的な特徴があるように思います。
詐欺に遭うのは高齢者に多いのですが、
高齢者は経済的な余裕があるという大前提の環境があります。
ですが、すべての高齢者が詐欺などの被害に遭っているわけではありません。
しかし、詐欺などの被害に遭っている人は繰り返し遭っています。
繰り返し被害に遭うということは・・・
そう、被害者の共通的な体質的・考え方的があるのではないかということです。
詐欺などが一向に減らないのは、そのように理解することが正解のようです。
昨今、少しの変化を与えることで大量の消費者が動き、競ってい消費する環境を作るという事業者側の行動や展開があります。
この傾向がITやデジタル化が拍車をかけています。
ITやデジタル・・・
実態は見えているようで見えません。
情報もどのように扱われているのか、さっぱりわかりません。
疑問を抱きながらも関わらなければならない時代になっています。
そのITやデジタル化が高齢者にも確実に及んでいます。
しかし、実際には表面的な関りができてもその内情や実態は定かではありません。
高齢者は、現在と過去が同居している中で生きています。
田舎では鍵を掛けないで出かけたり、就寝したり・・・それでも何も問題はありませんでした。
他人を気遣い、思いやりながら生きてきました。
玄関に野菜が置いてあっても、「たぶん、〇〇〇さんだね!」でした。
安心して生きてきた環境の中にITやデジタルです。
ITやデジタルは、表面は確認できても本質がわかりません。
気遣いや思いやり、安心の過去と本質が見えないITやデジタルが同居した現在です。
気遣い、思いやりが強かった過去の考え方にITやデジタルという今日の現象の中で生きているのですから、容易に明快な解答を得られません。
話は飛びますが・・・
消費者は、規模崇拝、権威崇拝、数字崇拝の熱烈な信仰者です!
これは私の持論です。
特に、高齢者は権威や大きな組織に対して安心を抱き、大勢に従順です。
保守的といえばそうなのですが、物事を否定的に考えません。
本質がどこにあるかを探そうともしません。
安全な社会で安心して生きてきたからです。
で、詐欺の加害者は、役所や警察、弁護士、裁判所などを名乗ります。
高齢者は権威や大きな組織に対して従順で、詐欺の加害者としては安心し信頼している前提を利用しているのです。
権威や大きな組織がすべて怪しいわけではありません。
しかし、詐欺に近い不祥事が相次いでいます。
その不祥事の多くはリスクに対する説明不足です。
これはITやデジタル社会の特徴です。
説明不足が常態化している理由は、権威や大きな組織に対して安心や信頼があるからです。
消費者、特に高齢者は立ち止まって考えることを怠るからです。
不思議なもので、被害者は何度も被害者になります。
そこには体質的・考え方的な特徴があるように思えてならないのです。
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トラブルや事故、詐欺の被害者のほとんどは、自分は絶対に大丈夫と言う |
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トラブルや事故、詐欺の被害者のほとんどは「自分は絶対に大丈夫!」思っています。
「交通事故でも、飛行機事故に遭っても自分だけは助かる!」と思っています。
これが通常一般の人間の心理です。
社会がどんなに変わっても、進化しても「自分は絶対に大丈夫!」と思っています。
自分が取り残されていることを自らが認めたくないのが大きな理由です。
例えば、親はいつまで経っても親です。
確かに親であることには違いがありませんが、子供や孫に追い越されていることを認めたくはありません。
親の威厳を保ち、いつまでも子や孫を教育し、導くのが親と考えています。
「自分は絶対に大丈夫!」
「被害者になることなど考えられない!」
これが親的な考え方です。
孫ができるほどの世代になると、多くのことで子に追い越されます。
特にITや通信の分野では子や孫に勝る部分がどんどん少なくなってきます。
孫はスマホでゲームを楽しみ、子は買い物に出掛けずほとんどがネットショッピングです。
外出するときは、決まってレジャーです。
とは言っても、親は親。
いつまでも元気な姿を見せ、威厳を保っていたいのが親です。
老いても自分がお山の大将なのです。
お山の大将は自分で決断します。
決断は、対象の重要な特権なのです。
子どもに相談すると、大将であることを放棄したと思われないかと心配をします。
この親意識、大将意識が「私は絶対に大丈夫!」の原点です。
その特徴は、他人に相談しないことです。
ですから、被害者であることがわかった段階で、ほとんどの人が「まさか!」と言います。
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⇒ 少しづつ身の回りの片付けを始めています<181122> |
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