年寄りのお節介
 2020(令和2)年3月/日常の生活
新型コロナウィルスは経済に大きな打撃を与えています<200331>
新型コロナウィルスのニュースで溢れています<200329>
 
新型コロナウィルスは経済に大きな打撃を与えています
令和2年3月31日(火曜日)
本年度が終わりです。
お役所などでは、明日から新年度です。

相変わらず新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。
その感染拡大に伴う行動自粛要請などで会社やお店は大きな打撃を受けています。

とは言え、政府や知事による自粛要請にもかかわらず開店しているお店が多いことには驚いています。
感染が爆発し、イタリアやスペイン、アメリカのような状況になることを推測できれば休業する必要があると思うのですが・・・

「収入が無くなれば生活ができなくなる!」
確かにそうですが、・・・

元来、事業経営や投資にはリスクがあります。
そのリスクを負いながら運営するのが事業経営とも言えます。

ですから、経営者や投資家は稼げるときに稼ぎ、高額な報酬を得ています。
リスクを背負いながら最良の選択をするのが経営者です。

ですが、そこで働いている人はどうでしょう?
経営者と労働者ではまったく正反対の位置に居ます。

労働者は、労働力を提供して賃金を得ています。
労働者がリスクを負いながら働く必然性があるのでしょうか。

労働者は、休めば収入はありません。
ですから、開店していれば感染のリスクを覚悟しながら出勤し、感染を拡大させてしまいます。

労働者は、職場で経営のリスクや休業のリスク、感染のリスクを負う必要がありません。
政府や自治体が支援しなければならないのは、企業やお店ではなく、労働者ではないでしょうか。

「お店を閉めてしまえば収入が無くなってしまう!」という経営者。

それは、経営者の甘えのように思えてならないのです。
<200331>
新型コロナウィルスのニュースで溢れています
令和2年3月29日(日曜日)
3月もそろそろ終わりです。
いつもより早く満開になった桜が散り始め、今日は雪です。

桜と雪、綺麗です。

大都市圏で新型コロナウィルスの感染が拡がっています。
どのようになるか心配ですが、新型コロナウィルスの感染で学んだことがあります。

日本の経済が外国頼り、中国頼りになっていることです。
インバウンド経済に頼り過ぎた弊害が見え、必要な物資も外国頼りです。

新型コロナウィルスの感染拡大で見えてきたものがあります。
それは、日本人が貧乏だということです。

私は、以前から日本人の貧乏化の危険を訴えています。
が、この新型コロナウィルスの感染であまりにも外国人頼りであったことが明白になりました。

株価も下がり、いまは外国資本に日本の優良企業が外国化しないことを祈るばかりです。

日本人に消費の力があればいいのですが・・・
そのためには、日本人が貧乏から脱出する必要があります。

政府は国民にささやかな貯蓄を放出させ、消費や投資を煽ります。
が、貯蓄をしなくても良い社会、思い切り旅行などをして消費できる社会を期待したいものです。

賃金を抑えて会社の利益にするような経済の仕組みは遠からず行き詰ります。
消費の活性化は、非正規従業員の賃金向上が最優先です。

新型コロナウィルスが去ったあと、私たちは日本人として地に着いた経済を構築する必要があります。
そのためにも、在宅勤務、自宅待機の機会を利用して、政治や経済のことを今まで以上に身近に考えたいものです。
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