年寄りのお節介
 テレワークとリモートワーク/脳ミソの活性化ともの忘れ、働き方
テレワークとリモートワーク、いずれにしても管理されるのは嫌!<200618>
 
テレワークとリモートワーク、いずれにしても管理されるのは嫌!
   
新型コロナウィルス感染症の登場で多くの大きな会社がテレワークに移行しています。
もちろん企業の実情や仕事の内容にもよりますが・・・

でも、テレワークにおける管理方法や評価に不満もあるようです。
満員電車で通勤するのも、対面して仕事をするのも、仕事を終わりに居酒屋で酒を飲むのも労働者の潤滑油のようなものだからです。

日本は能力主義、成果主義が徹底されているわけではありません。
経過を大切にする国民です。

それがテレワークやリモートワークが定着していない大きな理由です。
そのため、新型コロナウィルス感染症の登場で導入したテレワークから対面に移行する企業も出ています。

日本は、対面や経過を重視する社会の歴史があります。
多くの場面で無駄を生じますが、対面することによる安心の確保があります。

結果だけでなく、成果だけでなく・・・
「頑張っている姿を評価して欲しい!」

そのような社会が続いています。
ですから、外国人から見て「不思議の国、日本」なのです。

私自身は、「不思議の国、日本」でもいいと思います。
すでに明治時代は去っていますから、欧米を真似しなくても・・・

対面や経過を重視する社会では、経過を評価するために管理することになります。
日本では管理されていることの対価が賃金に反映されていると言っても過言ではありません。

で、労働者は、成果ではなく労働時間の蓄積で賃金が多くなります。
ですから、管理されるのは必然なのです。

管理されていることが、それなりに安心なのです。
だから「不思議の国、日本」なのです。

管理されるのが嫌であれば・・・
一般の社会から逃避して働くことです。

パソコンありきではなく、リモートワークです。

自然豊かな場所で炭焼きして都会に供給する。
新鮮な魚を獲って都会に供給する。

パソコンに拘束され、管理されることなく、パソコンを利用して・・・
リモートワークです。
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